アフリカ東部・ケニアでカルト教団が信者に死ぬまで断食するよう命じていた事件で、発見された遺体の数が400を超えました。

ケニア南東部マリンディ近郊では4月以降、キリスト教系のカルト教団「グッド・ニュース・インターナショナル教会」の牧師が所有する土地から信者とみられる多数の遺体が見つかっていますが、AP通信によりますと17日、新たに12体が発見され、死者の数は403人となりました。また、これまでに95人が救出されたということです。

教団の牧師は信者に対し、イエスに会うため死ぬまで断食するよう命じたとして、4月に逮捕されています。

ケニア赤十字社は教団に関連する行方不明者は613人にのぼるとしていて、現地警察は引き続き遺体の捜索にあたるということです。