サッカーJ3の「いわてグルージャ盛岡」と岩手県紫波町は19日、町内でのクラブハウス整備に向けて連携協定を結びました。

 協定の締結式には、紫波町の熊谷泉町長と、いわてグルージャ盛岡を運営するいわてアスリートクラブの秋田豊社長らが出席し、協定書にサインしました。
 協定には紫波運動公園内でのクラブハウス整備などが盛り込まれています。クラブハウスは企業版ふるさと納税のほか、政府や自治体が行うクラウドファンディング=ガバメントクラウドファンディングで集められた寄付金で建てられる予定です。
 建設予定のクラブハウスは、2階建てで広さは300坪、シャワールームやトレーニングルームのほか会議室なども整備する予定です。グルージャの選手だけではなく運動公園の利用者も活用することができ、スポーツを通じた交流の場として期待されます。

(いわてグルージャ盛岡 中村充孝キャプテン)
「クラブハウスができるということは、そこでも一つになれるところだと思い、本当にプラスになることでありがたいと思っております」

 今後、グルージャと紫波町はお互いに協力しながら寄付を呼びかけ、2025年春からのクラブハウスの供用を目指します。