「路線バスの利用促進を」と昨年「プラネタリウムバス」など数々のユニークなバスを運行してきた両備グループです。この夏、新たなバスが登場。今回は暑さが続く今の時期に嬉しい、「涼を感じられるバス」です。

3台のバスが報道陣に公開されました。


(北原花菜子リポート)「こちらのバス、降車ボタンを押すと…花火が上がるようになっているんです」

公共交通機関にもっと楽しんで乗ってもらいたいと、両備グループが企画したその名も「涼備(りょうび)バス」です。



バスの車内に風車や風鈴などが涼しげに飾られているほか、蚊取り線香や鹿威し(ししおどし)なども涼を感じさせてくれます。


雪だるまやペンギンなど、「涼しい」を通り越して寒そうな装飾が施されている車両もあります。

(両備ホールディングス 大上真司バスユニット長)「単に乗るだけではなくて、バスを楽しんでいただけたらと思いますし、今年の夏も非常に暑くなることが予想されますので、熱中症対策の意味でもバスをご利用いただければ」



「涼備バス」はあす(20日)から来月(8月)末まで運行される予定で、両備グループは秋にも新たなバスを企画したいとしています。