岸田総理は、就任後初めてとなる中東3か国の訪問を終えて、先ほど羽田空港に到着しました。

岸田総理は、16日から4日間の日程でサウジアラビア、UAE=アラブ首長国連邦、カタールと資源の供給国を歴訪しました。

訪問先の各国で、石油やLNG=液化天然ガスの安定的な供給を求めた一方、中東全域の課題である「脱炭素化」に向けては、日本の持つクリーンエネルギー技術などの分野で協力を強化することで一致しました。

外交・安全保障分野では、各国と外相レベルで定期的な対話を実施することで合意しました。中東でも存在感を高める中国を念頭に、日本としては「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」の重要性を訴え、理解を求めていく方針です。