新潟市西蒲区で午前9時に始まった将棋の『棋聖戦』五番勝負の「第4局」は、藤井聡太七冠が84手で佐々木大地七段に勝利し、3勝1敗で『棋聖』タイトルを4連覇。
前人未到の“八冠”に向かう大きな一歩を新潟で踏み出しました。

棋士の藤井聡太七冠がタイトル4連覇を目指し、挑戦者の佐々木大地七段と対局する『棋聖戦第4局』は、18日午前9時から新潟市西蒲区の老舗旅館『高志の宿 高島屋』で行われました。

佐々木大地七段の先手で始まった五番勝負の「第4局」。
ここまで2勝1敗としていた藤井七冠はお茶を一口飲んだ後、先手佐々木大地七段の第一手を8四歩で応じました。

お昼の時点では、それぞれ4時間の持ち時間を、午前中に佐々木七段は1時間13分、藤井棋聖は1時間28分消費。

午後1時に対局を再開した後も藤井棋聖の方が持ち時間を多く使う局面は続き、午後5時を過ぎた時点では、佐々木七段が1時間2分、藤井棋聖は32分をそれぞれ残して終盤に臨んでいました。