日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告が会見を開き、日産などを相手取り1400億円以上の損害賠償を求め、提訴したと明らかにしました。
カルロス・ゴーン被告
「日産は私に修復不可能な損害を多く与えた。私が唯一手にできるのは、損害に対してほんのわずかな補償だけだ」
日産自動車元会長のゴーン被告は、都内の外国特派員協会で開かれた会見にオンラインで参加しました。
その中で、日本で逮捕された事件をめぐり、名誉毀損や証拠の捏造があったとして、日産などを相手取り1400億円以上の損害賠償を求め、逃亡先のレバノンの裁判所に提訴したことを認めました。
また、ゴーン被告は「日本での逮捕事件は恣意的で、人権を侵害するものだったという国連の報告書も出ている」と述べた上で、「私は報復がしたいのではなく、自分の権利を取り戻したいだけだ」と主張しました。
注目の記事
若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿









