新潟大学は18日、入試の採点方法に誤りがあったと発表しました。

新潟大学によりますと、昨年度に行われた一般選抜の前期日程において本来、大学入学共通テストの得点と、大学が独自に行う個別学力検査の得点を合わせて合否判定の資料を作成すべきところ、共通テストの「数学」で「簿記・会計」または「情報関係基礎」の科目を選択した受験生2人について、共通テストの得点を合算せずに合否判定の資料を作り誤った合否判定を行っていたということです。当該受験生2人は不合格となっていました。

新潟大学が改めて共通テストの得点を加えて合否判定をし、当初不合格となっていた受験生2人のうち1人を合格としました。新潟大学は18日午後から牛木学長が出席して記者会見を開き、経緯などについて説明する予定です。