中東3か国を歴訪している岸田総理は、2か国目のUAE=アラブ首長国連邦に到着しました。UAEでは首脳会談を行い、気候変動や安全保障分野などで関係強化を目指します。

UAE=アラブ首長国連邦は日本が原油の4割を輸入する重要な産油国である一方、脱炭素化を掲げています。

岸田総理はムハンマド大統領との首脳会談で、クリーンエネルギーをはじめ産業の多角化に協力する方針を確認し、気候変動対策では共同宣言を出す見通しです。

また安全保障分野では、防衛装備品移転に関する協定を既に結んでいて、今後、さらに防衛当局間での対話を進める方針を確認します。

UAEは現在、日本とともに国連安保理の非常任理事国を務めるなど国際的に重要な役割を果たしていて、二国間関係を強化したい考えです。