明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟はアウェーでコンサドーレ札幌と対戦し、退場者を出す苦しい展開でしたが、1対0で勝利しました。

キックオフ時点でのフォーメーション(赤:札幌、白:新潟)

ここまでリーグ戦14位のアルビ。豪雨の富山で行われた天皇杯3回戦から中2日という厳しい日程のなか、10位の札幌と対戦しました。前半は互いに主導権を譲らず、スコアレスで折り返します。

試合が動いたのは後半8分でした。MF星雄次からのパスにDF藤原奏哉が走り込み、ゴール前へクロス!中にいたFW鈴木孝司が合わせました!鈴木の今季2得点目で先制します。

【FW鈴木孝司選手】
「(藤原)奏哉が中盤との連携でうまくポケットをとってくれて、僕は中にいるだけでしたけど、しっかりいいポジションにいて、しっかり蹴り込むことができてよかったです」

しかし、その8分後でした。DF新井直人が相手選手が抜け出すところを倒してしまい、レッドカードで一発退場。残り30分以上を10人で戦うことに…。

それでもアルビは集中力を切らしませんでした。札幌に攻め込まれる場面もありましたが、最後までゴールを守り、そのまま1対0で試合終了。アウェーで貴重な勝ち点3を掴みました。

【FW鈴木孝司選手】
「やっぱり0点で終えたというのは、すごくチームとしても自信になりますし、1人少ない状況でも、こうやって守りきれたというのは、チームの団結力というか、そういうところを感じられて、すごくよかったです」

【松橋力蔵監督】
「1人少ない中で難しい状況ではありましたけども全員が勝ち点3をとるんだという気迫を持ってしっかり戦ってくれたと思います」

次の試合は、12日に雷雨の影響で中止となっていた富山との天皇杯3回戦・延長後半です。富山県総合運動公園陸上競技場で19日(水)午後7時キックオフです。