15人が犠牲になった中越沖地震から16日で16年。柏崎市では、犠牲者を追悼する式典が開かれました。
被害が大きかった柏崎市では犠牲者の供養と世界平和の祈念のため地元の寺の僧侶らがお経を唱えながら街中を歩きました。


2007年に発生した中越沖地震では、柏崎市と刈羽村などで震度6強の揺れを観測し15人が死亡、2300人余りがけがをして4万4000棟を超える住宅が被害を受けました。



柏崎市の番神堂(ばんじんどう)では地震が発生した午前10時13分に合わせ地元住民らが黙とうを捧げました。


【被災者遺族】
「あんなことは二度とあっちゃならんなと思いますね。災害のない 戦争のない時代がきてもらいたい平和な国になってほしいなと思います」

番神堂では犠牲者の数と同じ15回の鐘を鳴らして犠牲者を悼むとともに震災の記憶を風化させまいと気持ちを新たにしていました。