■第25回アジア陸上競技選手権大会 最終日(日本時間16日、タイ・バンコク)
男子20km競歩に出場した村山裕太郎(24、富士通)が1時間24分40で金メダルを獲得。序盤から先頭集団でトップ争いを繰り広げ、その後もしっかりした足取りで抜け出し独歩した。村山は初の日本代表で結果を残した。
日本陸上連盟の選手紹介では「初めての日本代表となり、非常にわくわくしております。金メダルを持って帰れるよう、万全の準備をして臨みます!」とコメントし、有言実行する形となった。村山はアジアのオリンピックと言われる9月開幕のアジア大会の代表にも選出されていてアジア2冠が期待される。
女子20km競歩には梅野倖子(20、順天堂大)と内藤未唯(20、神奈川大)の大学生2人が出場。梅野が1時間36分17で銅メダル、内藤が1時間37分34で4位に入った。