物流業界の人手不足の深刻化が懸念される2024年問題に対応しようと、県は、今月21日から県庁舎に宅配便ロッカーを設置します。

2024年問題とは、来年4月からトラック運転手に残業の上限規制が適用され、物流業界に深刻な人手不足が懸念される問題で、荷物の配達遅れなどが起きるとされています。
県は、再配達の削減を図ろうと、今月21日から県庁舎に宅配便ロッカーを設置します。設置場所は本館1階で、利用の対象は県職員。受け取りは昼休みなど勤務時間外に限られます。また、平日は県民も利用できます。

県は、今月10日から南砺市の家庭に宅配ボックスを設ける実証実験を行っていて、中山間地の再配達削減を目指します。