日本最小のトンボとして知られ、宮崎県の絶滅危惧種にも指定されているハッチョウトンボの観察会が都城市で開かれました。
県の絶滅危惧種に指定されているハッチョウトンボ。
体長およそ2センチの国内最小のトンボで、オスは全身が赤色、メスは腹の部分が茶色のしま模様になっているのが特徴です。
14日の観察会には、庄内小学校の4年生、およそ20人が参加。
地元保存会のメンバーから説明を受けながら、ハッチョウトンボの群生地となっている都城市の神田湿地を散策しました。
(児童)
「ハッチョウトンボの見学をした。また見たいと思った」
「小さくて、オスは赤くて、メスはまだら模様だったことが分かりました」
「楽しかった。また家族みんなと来てみたい」
子どもたちは、ハッチョウトンボの観察を通して、地域資源を守る大切さを学んでいました。