地球温暖化防止を呼びかけるアストラムライン(広島市)のラッピング車両が15日から運行されます。
車両のテーマは、「2050年カーボンニュートラルに向けて、できることからはじめう」です。シロクマやペンギンのキャラクターが、身近な省エネを紹介している様子を車両にデザインしています。

先頭車両には広島城や原爆ドーム・マツダスタジアムといった広島ならではの街並みが描かれていたり、ほかの車両にはシロクマの子ども「クマクマ」が、シャワーをこまめに止めることや、ペンギンの「ペン太」は公共交通機関を利用しようと身近なところからできる省エネルギー活動を紹介しています。

このラッピング車両は、市民や事業者でつくる「ひろしま脱炭素まちづくり市民会議」が中心となって、地球温暖化防止へ行動を起こしてもらおうと企画されました。
車両は15日から運行が始まります。
広島市 環境局温暖化対策課 植重賢吾 さん
「地球温暖化対策は大きなことをするだけでなく、身近な取り組みからしていただくことが大切。ラッピングしたデザインについても身近な取り組みを掲載している。みなさんができる小さなことから始めていただければと考えている」
この車両は、来年3月31日まで運行される予定です。