■第25回アジア陸上競技選手権大会 3日目(日本時間14日、タイ・バンコク)
男子100m準決勝で現役大学生の栁田大輝(19、東洋大)が10秒14(0.0)の好タイムをマークし、2組1着の全体トップで決勝進出を決めた。
第4レーンで登場した栁田はスタートから飛び出しトップに立つと、中盤から徐々に引き離し、ゴール前では流しながらそのまま逃げ切った。
「アジア選手権でしっかり結果を」と話していた栁田。前日の予選では、全体トップで自己ベストタイの10秒10で通過していた。
日本選手権覇者の坂井隆一郎(25、大阪ガス)は1組10秒23(-0.6)の1着でフィニッシュ。両選手ともに決勝進出を果たした。前回2019年大会では桐生祥秀(27、日本生命)が金メダルを獲得している。決勝は約2時間後の午後8時50分頃に行われる。