JR東海は、12日起きた、東海道新幹線の停電について、架線を吊るための金具が落下したことなどが原因と発表しました。

12日昼すぎ、東海道新幹線で停電が発生し、豊橋と掛川の間の上下線が、一時ストップしました。
JR東海はこの停電について、架線を吊るための「ドロッパ」と呼ばれる金具が、静岡・掛川間で落下したことがきっかけになったと明らかにしました。

落下した金具は、車両の屋根と線路上で1本ずつ見つかっていて、金具を通じてパンタグラフと車両の間に電気が流れ、ショートを起こしたとみられています。


JR東海は、12日夜から東京・新大阪間に取り付けたおよそ11万本の金具を緊急点検し、落下した原因を調べています。