青森ねぶた祭よりも一足先、7月31日に開幕する八戸三社大祭。まつり囃子の主役は地元のこどもたちですが、少子化に加えて新型コロナの影響もあってこどもの「祭り離れ」が課題となっています。

八戸市の城下小学校の昼休み。子どもたちが三社大祭の小太鼓の練習をしています。27の山車組のひとつ、城下附祭(しろしたつけまつり)が行っているお囃子の体験会です。

※城下附祭 山車責任者 田中満さん「子どもたちにお祭りに参加するきっかけになればということでスタートさせていただきました」

八戸三社大祭は絢爛豪華な山車がお囃子にあわせてまちを練り歩く県南地方最大の夏祭りです。山車の前では、子どもたちが太鼓や笛を吹いて、雰囲気を盛り上げます。しかし少子化に加えて、新型コロナの影響によって生じている子どもたちの「祭り離れ」が加速。この3年で祭りを経験できなかった子どもたちが増えたこともあり、城下附祭では、ことしに入って週に2回、昼休みを利用した体験会を始めました。

※体験した児童は「やったことない体験ができていいと思います」「ゲームよりもちょっと楽しい」「練習が学校でできるから移動しなくてもできるので便利だと思います。」「いつもは知らない人が隣だったけど、友だちが隣だったので楽しかったです」

体験会の効果もあってか、城下附祭では子どもの参加数が増え、コロナ禍前よりも多い30人ほどになりました。しかし、三社大祭に参加する山車組の多くで、まつりの担い手、主役である子どもたちが減っています。

※田中満さん「実際に太鼓に触れてみる、お祭りの囃子を聞いてみるということがお祭りに興味を持つ第一歩かなと思っておりまして」

「祭り離れ」を食い止めるため、子どもたちにまつりの魅力を伝える活動に取り組むなど、それぞれの山車組が試行錯誤しています。