秋篠宮家の次女・佳子さまが、赤坂御用地内で“一人暮らし”をしていることについて、宮内庁からの発表までの期間が半年以上かかったことを受け、西村宮内庁長官はきょう「タイムリーではなかった」との考えを示しました。

佳子さまは、去年9月末に改修が終わった秋篠宮邸に、その後引っ越しをせず、秋篠宮邸の改修のために建てられた「旧御仮寓所」に“一人暮らし”をされていますが、宮内庁はこの事実を改修終了から半年以上が経過した6月末に明らかにしました。

これを受け、西村宮内庁長官はきょう行われた定例の記者会見で、「タイムリーではなかった」との考えを示したうえで、「問題になったときに、なるべく早く発表してよかった。ただ、まとめるのにちょっと時間がかかったと聞いています」と述べました。

また、宮内庁は去年時点で、「秋篠宮家は2022年度内に引っ越しをする」との説明をしていて、西村長官はこの点について「結果的に違ったということは反省すべきだと思います」とも述べました。

宮内庁は、6月末に佳子さまが“一人暮らし”をしていることを明らかにした際、その理由について「秋篠宮邸の改修規模を縮減し、経費を削減する」という方針に基づき、小室眞子さんと佳子さまの部屋は、改修された秋篠宮邸には作られなかったことを挙げていました。