■バレーボールネーションズリーグ(VNL)2023女子ファイナルラウンド(日本時間13日、アメリカ・アーリントン)

世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグ女子大会。負ければ終わりのトーナメントで行われるファイナルラウンド準々決勝で、日本(世界ランク8位)はアメリカ(同1位)と対戦し、セットカウント1-3(23-25、21-25、25-18、18-25)で敗れた。目標としていた「ベスト4」進出はならず、2大会連続の準々決勝敗退となった。

スタメンには主将の古賀紗理那(27)、宮部藍梨(24)、関菜々巳(24)、石川真佑(23)、山田二千華(23)、和田由紀子(21)、リベロ西村弥菜美(23)を起用。

予選ラウンドでは和田の32得点の活躍もありフルセットの末、勝利した日本。しかし第1セットから平均身長189.6cm(リベロ除く)のアメリカの高さに苦戦する。高い打点からのスパイクやブロックなどで徐々に点差を広げられる。終盤に山田のブロックで同点に追いつくも、アメリカのエース・ドルーズにスパイクを決められ23‐25でこのセットを落とした。

第2セットも奪われ、追い込まれた日本。第3セット序盤はアメリカのミスで日本がリードする展開となった。6‐3とリードすると、すぐにアメリカはタイムアウト。東京五輪メンバー7人が残るアメリカに対し、今試合初めて6点のリードを奪う。日本は高さのある相手に古賀のサービスエースやブロックなどで得点。25‐18でセットカウントを1‐2とした。

「USA!USA!」の大歓声で始まった第4セット。序盤にドルーズの強烈なスパイクなどで5連続得点を許し追いかける日本。和田のスパイクや宮部のブロックなどで徐々に詰め寄ったが18‐25でアメリカに逃げ切られた。セットカウント1‐3で日本は敗れ、2大会連続の準々決勝敗退となった。

※世界ランキングは試合前時点

「USA!USA!」の大歓声で始まった第4セット。序盤にドルーズの強烈なスパイクなどで5連続得点を許し追いかける日本。和田のスパイクや宮部のブロックなどで徐々に詰め寄ったが18‐25でアメリカに逃げ切られた。セットカウント1‐3で日本は敗れ、2大会連続の準々決勝敗退となった。

※世界ランキングは試合前時点

【日本の得点(上位)】
和田 14得点(両チーム最多)
井上 12得点
古賀 10得点
宮部 10得点