レギュラーガソリンの全国平均価格が、およそ1年ぶりに173円台となりました。政府の補助金が段階的に減っていて、8週連続で値上がりしています。

資源エネルギー庁によりますと、今月10日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前の週と比べて80銭高い1リットルあたり173円30銭でした。8週連続の値上がりで、173円台を記録したのはおよそ1年ぶりです。

円安に加えて、政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小していることが主な要因で、調査した石油情報センターによりますと「来週もガソリン価格は値上がりする見通し」だということです。

補助率はあすから60%に引き下げられ、13日からの補助金額は、1リットル当たり、10円40銭になるということです。