熊本県内で死者25人が出た九州北部豪雨から11年です。阿蘇市では黙祷が捧げられ、犠牲者を追悼しました。

22人が亡くなった阿蘇市では、佐藤市長や職員が黙とうを捧げました。

2012年7月12日(水)の九州北部豪雨では、阿蘇市、南阿蘇村、高森町で合わせて25人が死亡し、熊本県内で1462棟が全壊、または半壊の被害を受けました。
(全壊169棟 半壊1293棟)

佐藤市長は今月、福岡などで大雨の被害を受けた人たちにも思いを寄せました。

佐藤義興 阿蘇市長「(今月の大雨で)被害に遭われた方々の姿を見ると私たちのあの11年前の状況を思い出しますし早く復興して元の元気な姿に戻っていただきたい」

阿蘇市は11年前の災害を教訓に、早めに避難する予防的避難の重要性を呼びかけています。