イオンがAIやロボットを活用した新たなネットスーパーをスタートしました。
私達の買い物の仕方が少し変わるかもしれません。

イオンの新ネットスーパー 特徴は“配送時間”と“鮮度”

7月10日から始まった、イオン子会社の新たなネットスーパー『Green Beans(グリーンビーンズ)』。イギリスのプラットフォーマーと手を組んでスタートしました。

扱う商品は、生鮮食品や日用品など2万品目以上
配送指定時間は3時間単位などが一般的ですが、この新サービスは午前7時から午後11時の間、1時間単位で配送時間の指定が可能となっています。
最低購入価格は4000円以上で、送料は330円からとなっています。

さらに“鮮度”にこだわりが。
イオンネクスト 野澤知広副社長:
『1週間鮮度保証』という形で特殊な袋に入れています。」

ほうれん草を「1週間鮮度保証」の袋と通常の袋にそれぞれ入れ、10日間比較すると、「1週間鮮度保証」の袋に入ったものは、シャキッとした鮮度をキープ。
収穫から倉庫、そして購入者に届くまで、最適な温度で管理しています。

AIとロボットで“圧倒的”時間短縮

新ネットスーパーを支えるために、千葉市にイオン最大規模の物流拠点が誕生。
AIとロボットが大活躍しています。

これまでのネットスーパーは、店員が実際の店舗の売り場で商品を集めて運ぶのが主流でしたが、「グリーンビーンズ」で働くのはロボット。
東京ドーム約1.5個分という広い倉庫を、約1000台の車輪付きロボットが秒速4メートルで縦横無尽に動き回り、床一面にストックされた商品を集めます。
なんと約6分間で50個もピックアップすることができるそうです。

集められた商品の中から、従業員が必要な分だけ取り出して配送するシステムとなっており、これにより、人が探す・持ち運ぶといった時間が圧倒的に短縮されるということです。