11日午後8時15分ころ、上越市浦川原区熊沢の県道61号の路上で、体長1mほどのクマ1頭が目撃されました。
人的・物的な被害はないということですが、上越市で翌12日朝にもパトロールを行うなどの警戒を続けています。

上越市役所によりますと、クマが目撃されたのは県道61号(柿崎牧線)と上沼道バイパス(上越魚沼地域振興快速道路)とが交差する地点からほど近い“資材置場”の付近で、仕事帰りで車を運転していた地元の住民から午後8時半前に通報があったということで、「クマは路上にいたが、南方向へ向かう車が近付いた時には西の山の藪の方へ逃げていった」という内容だったということです。

クマのいた場所は、浦川原区の有島集落からおよそ300mのちてんであることから上越市は住民に対して、警戒を続けるよう、防災無線やメールで注意を呼び掛けるなどをしています。