来年3月に卒業予定の高校生を対象とした企業の合同説明会が新潟市で開かれました。少子化による生徒数の減少で、売り手市場が続いています。
朱鷺メッセで開かれた高校生合同企業説明会には、建設業や製造業など新潟市内の150社が参加。生徒たちは、自分に合った企業を見つけようと、熱心にブースを周っていました。

【参加した生徒は】「いまのところ輸送系と警備職で迷っています」

Q「その話は聞きましたか?」「いまは警備職だけ聞いて、これから輸送系3社聞こうと思っています」
【参加した生徒は】「そんな上下関係はっきりしているところが好きじゃないのでみんな仲良くできるようなところがいい」

主催したハローワーク新潟によりますと、少子化による影響で来年度に高校を卒業し、就職を希望する人は9年連続で減少すると見込まれています。

売り手市場が続く中、企業の担当者は若い人材の確保に必死です。
【建設業の採用担当者】「技術を身に着けてもらうためにも、若いうちからしっかりと会社の仕事を覚えてもらって長く勤めてもらいたいと思っています」

ハローワーク新潟によりますと、説明会には812人の生徒が参加し、参加者は3年連続で増加したということです。
