川に流された行方不明50代女性の捜索続く　孤立地区で警察が安否確認　大分

記録的な大雨から一夜明け、大分県中津市では氾濫した山国川で行方不明となっている50代女性の捜索が再開されました。

（安部記者）「豪雨から一夜明けた山国川です。県警の機動隊員が川の流域を入念に調べています」

大分県中津市を流れる山国川では10日、軽乗用車に乗っていた50代の女性が氾濫した川に流されたとみられています。その後の捜索で車が見つかりましたが、女性の行方はわかっていません。一夜明け午前8時から警察や消防など120人態勢で流されたとみられる場所から下流に向かって捜索を再開していますが、発見には至っていません。県によりますと、これまでに川の上流部でスマートフォンがみつかっていて、女性のものかどうか確認を進めているということです。

一方、道路が通れず最大約200世帯・約350人が孤立状態にある日田市小野地区では午前7時半ごろ、重機による復旧作業が再開しました。孤立解消のめどは立っておらず現在、警察と消防が戸別訪問して安否の確認を進めています。