任期満了に伴う日田市長選挙は9日、投開票が行われ、新人の椋野美智子さんが初当選を果たし県内の市町村初の女性リーダーが誕生しました。

現職と新人のあわせて3人が立候補した日田市長選挙は開票の結果、新人の椋野美智子さんが1万5983票、現職の原田啓介さんが8746票、新人の佐藤功さんが5019票を獲得。椋野さんが三つ巴を制し初当選を果たしました。

(初当選の椋野美智子さん)「ふるさと日田を子どもたちが世界に誇れる、輝いていた日田を取り戻す。教えてもらったこと、訴えてもらったことを忘れることなく、市民と向き合って新しい日田を作っていく」

椋野さんは県に記録が残る1967年以降、県内の市町村で初めての女性リーダーとなります。また、今回の投票率は58.1%と4年前の前回選挙から6.56ポイント下回り、日田市長選としては過去最低を記録しました。

椋野さんの任期は8月5日から4年間で、11日当選証書が付与されます。