■FIVBバレーボールネーションズリーグ2023
世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグ男子大会。10勝2敗で予選ラウンド12試合を終えていた日本代表は、10日にアメリカがブルガリアに勝利したため2位通過が決定。ファイナルラウンド(20~24日、ポーランド)準々決勝の相手がスロベニアに決まった。試合は21日の午前0時から行われる。
予選ラウンドを終え、この日、日本代表が帰国。空港で取材に応じた石川祐希主将(27)は「満足はしていないけどいい出来だった」と12試合を総括した。
開幕からの10連勝など男子日本代表史上初となる国際大会での連勝で、快進撃を続けたが、それでも目標はベスト4。「そこ(スロベニア戦)で勝つことが僕たちの目標なので、それを達成したい」と慢心はない。
イタリアとポーランドに敗れた2試合については「僕たちのミスや悪いところがでた」と反省を述べた一方「ファイナル前にいい経験になった」と前向きだ。「1点の差で負けたなと思っている。ファイナルで勝つためには1点の差1本の差が大切になってくる。もう一度準備をし直したい」とスロベニア戦へ、意気込む。
過去最高順位は2022年の5位。「イタリアやポーランドブラジルとやるよりは戦いやすいと思う。しっかりそこを勝ってもう一個大きな勝負をしたいと思っている」。
世界ランク8位のスロベニアは予選ラウンドを7位で通過。昨年のネーションズリーグでは、石川が21得点を挙げるなどし、日本が3-1で勝利している。
日本対スロベニアの勝者が、ポーランド対ブラジルの勝者と準決勝で対戦する。
【準々決勝組み合わせ】
20日午前0時~
アメリカ(1位)×フランス(8位)
20日午前3時~
イタリア(4位)×アルゼンチン(5位)
21日午前0時~
日本(2位)×スロベニア(7位)
21日午前3時~
ポーランド(3位)×ブラジル(6位)