政治家は旧統一教会との関係を断てたのか?

記者「天宙平和連合っていうUPFですね」

柳本氏「なんですかUPF?」

記者「実際そのUPFの方が(会場に)いたりとか、それについてはいかがですか」

柳本氏「それは私の関知しないところです」

記者「旧統一教会の関連団体の方がいたみたいな話は聞いた?」

柳本氏「私自身は全然知らないですね。それ(動員)はないと思いますけれども。今まで各種団体全部、経済団体、宗教団体含めて(お知らせを)お送りしています。その中でおられるのかもしれません」

記者「テーブル(の位置)を変える時、設営の手伝いとか」

柳本氏「それはないでしょう。お願いしていませんし」

「自民党は関係を断つという方針だが」と問うと・・・

柳本氏「自民党の方針に従わなければならないと思いますね。もう関係を断つというのだったら、そういうことであるのでしょう」

記者「来年も大会を行われると思いますけども」

柳本氏「もしそういうことであるのだったら、精査していかなければならないと思います。真剣に憲法改正ずっと、私自身50年来やっている話ですから」

5月26日に行われた憲法改正を推進する大会で、来賓挨拶をした岸田総理。旧統一教会関連団体の信者が動員され、会場準備を手伝っていたことについて事務所が回答した。

【岸田総理の事務所からの回答】
お尋ねの事実については承知しておりません。
本大会を主催した「新憲法制定議員同盟」は、旧統一教会の関連団体であるとは認識しておりません。

今後の対応については・・・

【岸田総理の事務所からの回答】
会合等への参加については、活動の社会的相当性が懸念される組織・団体からの不当な政治的影響力を受けることとならないか等の観点から、会合等の主催者やテーマを確認することが重要であると考えております

また、登壇した議員全員が「信者の動員や会場準備の事実を知らなかった」と回答。自民党の新藤義孝氏は「スタッフ全ての属性を把握することは困難だが、今後も疑念を持たれないように努めたい」と、古屋圭司氏は「ご指摘が事実なら今後は出席しない」と回答した。

公明党の北側氏、日本維新の会の馬場氏、国民民主党の玉木氏は、主催者が「新憲法制定議員同盟」であったことが出席の理由だとした。その上で、今後どうしていくかについては、このような回答を寄せた。

【3議員からの回答】
北側氏「問題ある団体との関わり 慎重に対応」
馬場氏「主催者を見た上で出欠を判断」
玉木氏「可能な限り調査 注意していく」

世界平和統一家庭連合は「特定の政党や候補者及び政治家と組織的に、お付き合いすることはございません」と回答した。