新潟県上越市の水族博物館『うみがたり』で、今年3月に生まれた「ゴマフアザラシ」の一般公開が7日から始まりました。

うみがたりの「ふれんどプール」で展示デビューしたのは、3月11日に生まれたゴマフアザラシの女の子。お母さん譲りの、少し黒みがかった背中が特徴です。
お母さんの「ナノハ」は、同じプールでデビューを見守っていました。


生後1週間のときは、お母さんにぴったりとくっついていましたが、4か月がたって体長はおとなの半分ほどに、体重は30キロほどにまで成長したということです。

おとなを追っかけて泳いだり、興味深そうに人間を観察したりするのは、子どもの時期ならではのかわいい姿だそうです。

【飼育員 横澤彰平さん】
今しか見られない可愛らしい顔つきや大きさを、他のおとなの個体と見比べてもらえると、もっとアザラシのこと知ってもらえるのかなと思います」

飼育員 横澤彰平さん


「うみがたり」では今後、このゴマフアザラシの女の子の“名前”を募集する予定だということです。