7月7日は七夕。

横田早紀江さんらが、北朝鮮による『拉致被害者の一刻も早い救出』を願って書いた短冊およそ50本が、新潟市中央区に飾られました。

拉致被害者の救出に向けた活動を続けている小島晴則さんが、2022年から始めた取り組みで、7日は関係者8人がそれぞれの“願い”を短冊に込めました。

北朝鮮に拉致された可能性が指摘されている「特定失踪者」大沢孝司さんの兄・昭一さんも短冊に思いをしたためました。

【大沢昭一さん】
「私の弟は確実に拉致されています。拉致と認定していただいて、せめて今年中に拉致問題を解決していただきたいと思います」

北朝鮮に拉致されている横田めぐみさんの母・早紀江さんも、短冊に願いを込めて小島さんに送りました。

【小島晴則さん】
「早紀江さんの思いをやはり早急に実現するために、運動を続けていきたいと思います」

被害者家族や支援者らは、拉致問題の解決に向けて今後も、全ての被害者の救出を訴え続けます。