名古屋港のシステム障害を受け、トヨタ自動車は7日に部品を梱包する4つの工場の稼働を停止すると明らかにしました。

トヨタ自動車によりますと、7日に停止するのは飛島物流センターや上郷物流センターなど4つの部品梱包工場です。

4日に発生した名古屋港のコンテナターミナルのシステム障害で、輸出する部品の船への積み込み作業が止まったことを受けたものです。
現時点で海外の生産工場への影響はないということです。

システム障害を巡っては、コンテナの積み下ろし作業が約3日間止まっていましたが、6日午後6時15分に全て再開されました。
システムは身代金要求型ウイルス=「ランサムウェア」に感染していて、警察はサイバー攻撃の可能性もあるとみて調べています。