山梨や福島、長野など全国有数のモモの産地の関係者による全国桃サミットが山梨市で開かれ、アメリカ産モモの輸入解禁について国が協議の進捗を報告しました。

6日は福島や長野、和歌山など全国6県のモモの産地の関係者ら約150人が参加した「全国桃サミット」が山梨市で開催されました。

会場では日本桃産地協議会の会長を務める山下政樹笛吹市長がアメリカ産モモの情報共有や国産モモの消費拡大推進を訴え、産地間の連携強化を呼びかけていました。

モモをめぐっては、アメリカが2022年2月、日本に輸入解禁を要請し、現在、協議が続いています。

サミットでは国の担当者が、日本に定着していない害虫や菌、ウイルスを特定してから殺虫や消毒方法などの措置を検討すると協議の進ちょく状況を報告しました。