突然始まったツイッターの‟閲覧制限”。そんな中、新しいアプリ「スレッズ(Threads)」がリリースされました。
SNSの転換点になるのでしょうか?

ツイッター「閲覧できる投稿の数を一時的に制限」

ツイッターに『何か問題が発生しました。リロードしてみてください。』という表示が出て、見られなくなっているという人が多く出ています。

ツイッターはこれまで、アカウントを持っていなくてもツイートやプロフィールを見ることができました。
しかし現在はアカウントを作っていないと、ログイン画面を促す表示がされ、閲覧ができなくなっています。
また、アカウントを持っている人も閲覧制限がかかり、「1日見られない」という状態になることも。

〈1日あたりの閲覧の上限〉
▼認証済みのアカウント→1万件
▼認証されていないアカウント→1000件
▼作ったばかりで認証されていないアカウント→500件

7月2日、イーロン・マスク氏は
「1日に閲覧できる投稿の数を一時的に制限している」と明らかにしていました。

街の人はー
「私はインスタよりツイッター派なので結構見てたら、スクロールしても全然ツイートが出てこなかった。
今月韓国行く予定だったので、韓国の病院皮膚科とか調べてたんですけど、全然出てこなかったです。」

「K-POPが好きで、おすすめに出てくるK-POPのトレンドを調べてたら、見られなくなりました。すごく不便で、結構依存してるんだなと思いました。」

気づかないうちに閲覧の回数を超えるほど見ているという方がいました。

“閲覧制限” 目的は?

なぜ閲覧制限を行っているのでしょうか?
ITジャーナリストの鈴木朋子氏によるとー

ツイッターは、個人が閲覧やツイートをする他
▼企業のトレンドやデータ収集
▼AIの開発企業による言語データなどの情報の吸い上げ(スクレイピング)

にも使われています。

これは非常に情報量が多いので、一度に大量の情報をツイッターのサーバーが処理しなければいけなくなります。そのためシステムに不具合が起きたり、負荷がかかってしまいます。
イーロン・マスク氏の思惑としては、
「ツイッターで集めたデータを、タダで他で使われたくない」
というところがあるようです。

ーーこの状況は今後続くんですか?
ITジャーナリスト 鈴木朋子氏:

一時的だという話は出ていますけれども、やはりサーバーを増強して完璧になるまではしばらく続くと思います。

落語家 立川志らく:
週末の丸2日間ほとんど見ることができなかった。競馬の情報を集めるのにすごく苦労しました(笑)

コメンテーター 中川翔子:
めちゃくちゃ困りますね。もうイーロン・マスクさん、いろんなことしちゃうから。
本当にツイッターが人生の一部になってる方も多いんじゃないかと思うんですよね。情報収集だけじゃなくて、拡散したり、今何がこの瞬間流行っているかのトレンドも全部ツイッターだったりするから。
せっかく便利なのに、なんでそんなふうになっちゃうんだろうって。早く元に戻してほしいです。