悪質・巧妙化する特殊詐欺です。さらなる被害を防ぐため、香川県警は県民に直接呼びかける「コールセンター」をスタートしました。

「うその話をして、その後犯人がキャッシュカードを自宅まで取りに来るなどして、キャッシュカードをだまし取るものです」

特殊詐欺の手口や注意点を呼びかける、香川県警のコールセンターです。

今年は5月末までに特殊詐欺の被害が74件・5700万円と、前年から被害額が大幅に増えているといいます。

センターでは、特殊詐欺グループから押収したリストの人物に、直接電話をかけていています。

(香川県警生活安全企画課 来田寛 調査官)
「特殊詐欺は他人事でないと、自分にも関わるかもしれないというふうに警戒心を持っていただいて、知らない番号からの着信には出ないとか、そういったところで用心をしていただきたい」

手口としては、「架空料金の請求詐欺」や「預貯金詐欺」などが多く、香川県警が注意を呼びかけています。