IAEA=国際原子力機関はロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発に爆発物が無いかについて、立ち入り調査の実施を要請したと明らかにしました。
ザポリージャ原発については、ウクライナ側が“3号機と4号機の屋根に爆発物のような物体が設置された”と指摘し、緊張が高まっていますが、IAEAのグロッシ事務局長は5日、敷地内に地雷や爆発物がないか調べるため、追加の立ち入りを要請したと発表しました。「特に3号機と4号機の屋根、そして冷却システムなどへの立ち入りは不可欠だ」と強調しています。
また、“現地に滞在するIAEA職員が調べた範囲では、これまでのところ爆発物などは確認されていない“ということです。
一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は「状況はかなり緊迫している。ウクライナ政権による破壊工作の脅威は深刻で壊滅的な結果をもたらす可能性がある」と主張しました。
アメリカ・ホワイトハウスの報道官は「状況を引き続き注視している」ものの「現時点で新たな情報はない」としています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









