青森ねぶた祭の開幕まで1か月を切りました。今年は、大型ねぶた23台が出陣し、コロナ禍を経て4年ぶりに制限のない形での開催を迎えます。ねぶたの制作小屋ではボランティアガイドも復活し、5日は最高齢84歳の案内人に密着しました。


※青森ねぶたラッセランドガイド隊 今村孝隊長
「おはようございます今日もここら辺入らせてもらいます」


ねぶた小屋がたち並ぶ青森市のラッセランドです。1軒ずつあいさつに訪れるのは、「青森ねぶたラッセランドガイド隊」の隊長・今村孝さん84歳。メンバー19人の中で最高齢です。ねぶたガイド隊の仕事は、毎朝ねぶた小屋を訪ね、5日は見学できるか確認をすることから始まります。


※青森ねぶたラッセランドガイド隊 今村孝隊長
「面の仕上げをしている小屋がある顔の部分。ねぶた師が一番神経を使う時間になる。2日間ぐらいは避けるということになる。」


今年で発足22年を迎えるねぶたガイド隊は、観光客に制作過程や歴史を解説するボランティアガイド。毎年、ねぶた祭開幕の約1か月前から活動し今年は7月1日に案内が始まりました。


※今村隊長のガイドの様子
「丸くなった針金は癖がついて作業がしづらい。どうするか。車で引っ張る、エンジンをかけて。ピーンと伸ばした状態で2mごとに切って筒の中に入れて作業をする」


新型コロナの影響で祭りもガイドも2年連続で中止となり、祭りが開催された去年も感染対策のため小屋には入らなかったため、制作の様子を間近で見ながら小屋を案内するのは実に4年ぶりです。1日の平均利用客数は今年は40人と去年の約2倍に増えています。今村さんの案内を受けた人たちは熱心に耳を傾け、約20分間のねぶた小屋見学を楽しんでいました。


※今村隊長のガイドの様子
「ろうそくの所はこれ。ここに描いてる。ろうで縁を描いてから色を塗ってる」


※三重から来た人は
「結構詳しく教えていただいてよかったです。満足です」


※青森市の人は
「ねぶた自体はなじみがあるが、ねぶた小屋の中まで入ったことがなかったので大変貴重でした」


ねぶたガイド隊の発足から22年目の夏を迎える今村さん。今年は祭り本番もねぶたガイドも一層の盛り上がりを見せると期待しています。


※青森ねぶたラッセランドガイド隊 今村孝隊長
「今までで一番期待感がある。内に秘めたものをバーンと出ちゃうような年。ぜひ全国から(観光客が)来てもらえればと思う」


ねぶたのガイド隊、4年ぶりの完全復活の夏。県内外からの観光客にねぶたの魅力を熱く語ります。