大分市のコンビナート敷地内で5日、毒を持ち特定外来生物に指定されているセアカゴケグモのメスが発見されました。市内では3日にも確認されていて、市が注意を呼びかけています。

大分市によりますと5日午前10時ごろ、大分市西ノ洲の日本製鉄九州製鉄所大分地区で構内の従業員がセアカゴケグモを発見しました。見つかったのは体の大きさが1センチ程度の毒を持つメスで、これまでに咬まれたり健康被害を訴えたりしている人はいないということです。

市は周辺調査を進めるとともに発見した場合、素手で触ることのないよう呼びかけています。市内では3日も東部清掃事務所でセアカゴケグモが確認されています。