青森県内の最低賃金の引き上げに向けて労使の代表が話し合う審議会が、5日始まりました。最低賃金が時給853円で全国で最下位の青森県。物価高騰が続く中、賃金は上がるのでしょうか。
青森市で開かれた青森地方最低賃金審議会には、経済団体や労働団体と有識者など15人が出席し、青森労働局の井嶋俊幸局長から審議会の石岡隆司会長に諮問文が手渡されました。
労働者に対して雇用主が最低限支払う最低賃金。青森県では現在、時給853円で、去年は過去最大となる31円の引き上げ額となり、2004年から19年連続で上昇しています。物価高騰が続く中、今年の動向が注目されます。

※青森地方最低賃金審議会 石岡隆司会長
「今年は物価高、物価の上昇の問題や政府の方針など、賃上げに対するニーズはすごく高まっていると思う。一方でコロナ禍に基づく企業の体力が弱っている」「難しい判断が求められる年かなと感じている。」
政府は現在の全国平均時給961円を1000円に引き上げることを目標としています。ただ、現在1000円を超えているのは、東京、神奈川、大阪の3都府県のみで、東北では宮城県の883円が最も高く、青森県の853円は、秋田や熊本、沖縄と並んで全国最下位です。

※青森地方最低賃金審議会 石岡隆司会長
「10年前、20年前と比べても中央との賃金の格差は広がっていますのでこれをこのまま放置していくと余計地方の衰退につながっていくのではないかと感じている」
審議会は、協議を重ねて8月に青森労働局長への答申を予定しています。














