高知市の専門学校でパーマを作る“ロッド”を巻き続ける「千本巻き」コンテストが行われ生徒たちが高い集中力を保ちながら作業に取り組みました。

「千本巻き2023スタートです!」

千本巻きコンテストは龍馬デザイン・ビューティ専門学校が毎年開いていて20年近く続く伝統のコンテストです。制限時間6時間でパーマを作るロッドを巻き続け、その丁寧さとはやさを競います。

3日は美容総合学科に通う1年生と2年生、あわせて37人が参加。開始前から日頃の練習の成果を発揮しようと意気込んでいる様子です。

(1年生の参加者)
「1年やけど1位取ります!」

開始の合図とともに真剣な表情で作業を始めた生徒たち。スピードと精度の高さが求められる中、高い集中力を保っていました。

(2年生の参加者)
「夢は世界で活躍できるような美容師になること。今年は国試があるのでそれに合格絶対したいと思っているので、そのために速くきれいに巻けるように頑張りたい」

龍馬デザイン・ビューティ専門学校は「今回のコンテストで培った技術や集中力を2月から行われる国家試験や将来の仕事にいかしてほしい」とコメントしていました。