福島県いわき市にある小名浜海星高校の練習船「福島丸」がおよそ50日間の実習を終えて3日、小名浜港に戻り、マグロを水揚げしました。

水津邦治アナウンサー「午前10時、福島丸が小名浜港に戻ってきました」

太平洋で「はえ縄漁」を行った小名浜海星高校の生徒23人を乗せた練習船「福島丸」が小名浜港に戻ってきました。

1年生の保護者「元気に帰ってきた姿を見るとそれだけでいいです。」
2年生の保護者「だいぶん日に焼けてたくましくなって帰ってきて、いつもよりよかったです」

今年5月19日に出港した生徒たち。帰港式では、一段とたくましくなった姿を見せていました。

小名浜海星高校2年・山田光騎さん「共同生活の中でだめな所やいい所を友達とかに教えてもらったり、逆に教えてあげたりしたことがとてもうれしかったです」

午後からは、生徒たちが実習で獲ったメバチマグロやカジキなど合わせて20トンあまりが水揚げされました。このうちマグロは、今後、市内のスーパーなどで販売される予定です。