大分市の東部清掃事業所で3日午前、毒を持ち特定外来生物に指定されているメスのセアカゴケグモが見つかり、市が注意を呼びかけています。
大分市によりますと3日午前8時半前、大分市青崎にある東部清掃事業所で職員が駐輪場の壁付近にいたセアカゴケグモを発見しました。見つかったのは毒を持つメスで、これまでに咬まれたり健康被害を訴えたりしている人はなく、これ以外の個体は確認されていないということです。

セアカゴケグモは、攻撃性はありませんが、噛まれると痛みや腫れを引き起こします。ほとんどが軽症ですが、重症化すると進行性の筋肉麻痺が生じるということです。
大分市は引き続き周辺の調査を行うとともに、発見した場合は素手で触ることのないよう注意を呼びかけています。大分市内でセアカゴケグモが確認されたのは今年1月以来、9例目です。