去年ツイッターを買収したアメリカの起業家イーロン・マスク氏は、ツイッターで利用者が1日に閲覧できる投稿の数を一時的に制限していると明らかにしました。

マスク氏は日本時間の2日午前2時頃、自身のツイッターアカウントで、ツイッターで利用者が1日に閲覧できる投稿の数をアカウントの種類に応じて一時的に制限していると明らかにしました。

日本時間午前7時前のツイートでは、1日に閲覧できる投稿の数について、認証済みのアカウントは1万件、認証されていないアカウントは1000件、作成されたばかりの認証されていないアカウントは500件までとしています。

制限の理由は、プログラムなどを使った大量のデータ収集や、システム操作が過剰なレベルで行われていることに対処するためだということです。ただ、今回の制限がいつまで続くかなどは明らかにしていません。

また、ツイッターがログインせずに閲覧できなくなっていることについては、「一時的な緊急措置だ。データが奪われ過ぎて、一般ユーザーへのサービスが低下していた」と投稿。生成AIが学習のために行うデータ収集を念頭に「スタートアップ企業から一部の最大手企業に至るまで、AIに取り組むほぼすべての企業が膨大な量のデータの収集を行っている」と批判しています。