宮崎県内は、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。気象台は、2日明け方まで土砂災害に注意するよう呼びかけています。

県内は梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。

降り始めから1日午後4時までの降水量はえびの高原で390ミリ、西米良村で294ミリ、えびの市加久藤で204ミリ、国富で199.5ミリなどとなっています。

えびの市では、1日朝から土砂災害警戒情報と市内全域に「高齢者等避難」が出されていましたが、現在は解除されています。

この雨で、九州自動車道の人吉えびの間が夕方まで通行止めとなっため、高速バスの福岡線と熊本線が運休するなど交通機関に乱れが出ました。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象台では、土砂災害と低い土地の浸水、落雷や突風に注意するよう呼びかけています。