今後の雨の見通しについて、気象予報士大森さんの解説です。
九州の北側にある梅雨前線に向かって、高気圧の周辺や大陸から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため、大分県内ではすでに大雨になっています。このあと、梅雨前線が南下して県内に近づくため、更に雨が強まりそうです。
雨雲の予想です。このあとも、西部や北部を中心に発達した雨雲が掛かり続ける予想です。1日に日付が変わると、1時間に80ミリの猛烈な雨が降る恐れがあります。
線状降水帯が発生した場合、このような雨雲が同じ場所に長い時間掛かり続けて、予想以上の量の雨が降る可能性があります。
暗い時間に状況が急激に悪化し、避難することがかえって危険な場合もあります。
そのような場合は、建物の2階以上、崖や沢から離れた側の部屋など、少しでも安全な場所で過ごすようにしてください。

また、スマートフォンなどで最新情報の確認もお願いします。
現在、QRコードが表示されている、TBSのニュースディグアプリでは、雨雲レーダーや「土砂災害」「洪水」「浸水害」の危険度が分かる「キキクル」を見ることが出来ます。
是非、こちらのアプリもご活用ください。