丸山知事は、読解力や思考力などが求められ、学習の内容が余計に難しくなっていると指摘しました。

島根県 丸山達也 知事
「今のセンター試験の問題が解けなくったって県知事はできるわけ。基礎・基本ができればできる。
私のコロナ対策は偏っていると言われるけどコロナ対策は教科書のない世界で95パーセントは義務教育の中で対応するんです。高校以上の知識が必要なのは5パーセントの指数関数」

丸山知事は国に対して、学問領域が確立していない状況で、小学校で英語を学習したり、教科「情報」を大学入学共通テストの受験科目に追加したりするなどは、「壮大な実験」であり、「公教育で一度に導入するのは博打が過ぎる」と苦言を呈し、全国の教員不足は文部科学省の制度設計に問題があると疑わざるを得ないとの考えを示しました。

島根県 丸山達也 知事
「小学校で英語教えましょうとか、高校で情報の授業やりましょうとか、天(=国)から降ってきて学校現場で対応しているわけですよ。文部科学省が改める所を改めないとダメだと思う」