マイナンバーカードを使って証明書を交付するサービスでまた、トラブルが発生し、富士通は再びシステムを停止すると発表しました。

マイナカードを使って、コンビニの端末で住民票の写しなどを交付するシステム。別人の証明書が発行されるトラブルが相次いでいたため、システムを停止して、一斉点検がおこなわれていました。

しかし、点検終了後の今月28日にも、福岡県宗像市役所のサービスで別人の住民票が発行されたということです。過去に行われたシステム改修の際に修正漏れがあったためで、一斉点検でも問題が見逃されていました。

これを受け、富士通の子会社は、全国123の団体で再びシステムを止めるということです。

松本剛明 総務大臣
「大変遺憾であり、本当に申し訳なく思っているところであります」

一方、政府は、マイナンバーと保険証や銀行口座との紐づけトラブルの総点検を行っていますが、これまで8月末としていた中間報告のとりまとめを、8月上旬に前倒すと発表しました。