観光で盛岡市を訪れた人たちに、その魅力を発信してもらおうというキャンペーンが現在展開されています。ニューヨークタイムズ掲載効果を国内旅行にも波及させるための取り組みです。

 現在展開されている「あなたが発見する盛岡の魅力PRキャンペーン」は、岩手県と盛岡市、観光事業者などで構成される「いわて観光キャンペーン推進協議会」が行っているものです。
 6月22日に始まったこのキャンペーンでは、イベントにエントリーして街歩きに参加し、気に入ったスポットをSNSに投稿。イベント後にアンケートに回答するともれなく県産品がプレゼントされます。

(県の担当者)
「お越しいただいた皆様に岩手・盛岡の魅力を情報拡散して頂いて、より多くのお客様に訪れていただければいいかなと考えております」

 キャンペーン実施の背景には、盛岡市がニューヨークタイムズの「2023年に行くべき52か所」に選出された効果をインバウンドのみならず国内からの旅行にも波及させたいという狙いがあります。
 30日は県の内外から6人がイベントに参加し、岩手銀行赤レンガ館や上の橋擬宝珠で、SNSに投稿するための写真を撮っていました。

(参加者)
「横浜からです。とてもゆったりとして穏やかな感じというか、自然とよく調和しているような感じがします」

 キャンペーンは7月4日までで、2日には「わんこそば体験」や「さんさ踊りの鑑賞会」が組み込まれた限定のプレミアムツアーも実施されます。