女性職員に暴行を加えたとして略式命令を受けた千葉県長生村の村議会議長について村議会は、議長職の辞任を可決しました。

記者
「まもなく議会が始まろうとしていますが、議長席には東間議長の姿はありません」

千葉県長生村議会の東間永次議長(77)は今年4月、公用車を運転していた役場の女性職員の首をシートベルトで絞めるなどしたとして傷害の罪で略式命令を受け、罰金20万円を納めました。

今月26日、東間議長が議長を辞任する届け出を提出したことなどを受け、きょう午前から議会が開かれましたが、東間議長は体調不良を理由に欠席しました。

「挙手全員。東間くんの議長の辞職を許可することに決定いたしました」

議会では、東間議長の議長職の辞任について可決され、さらに、議員を辞めることを求める3度目の辞職勧告決議も可決されました。

議会後、東間議長は文書で「私自身の至らないところによりまして、たくさんの方々に大変ご迷惑をおかけしまして深くお詫び申し上げます」とコメントを発表しました。