大分県内は1日午前にかけて大雨となる恐れがあり、九州北部には「線状降水帯予測情報」が発表されています。
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大分県内は30日朝から杵築市や由布市などで激しい雨が観測されています。
(渡辺敬大キャスター)「午前10時の大分市内は雨が大粒になって打ちつけていて、奥をみるとかすんでいるようにみえます」
県内は大気の状態が不安定となっていて、1日午前にかけて非常に激しい雨が降る見込みです。現在、日田市と九重町に土砂災害警戒情報が発表されているほか、由布市では2200人あまりを対象に避難指示が出されました。
1時間に予想される雨量はいずれも多いところで北部と西部で60ミリ、中部で40ミリ、南部で30ミリとなっています。1日、正午までの24時間雨量は北部と西部で250ミリ、中部で150ミリ、南部で120ミリと予想されています。
また、30日午後から1日午前にかけて九州北部地方に「線状降水帯予測情報」が発表されています。大分地方気象台は線状降水帯が発生すれば大雨による災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
高速道路は大分自動車道の九重ー湯布院の間で土砂が流れ込み、上下線で通行止め。JRは久大本線豊後森ー庄内間で運転見合わせとなっています。














