円安が加速しています。きょうの外国為替市場で円相場は一時、1ドル145円台をつけ、およそ7か月ぶりの円安水準となりました。
去年9月、1ドル145円台を突破した際、政府と日銀は円買い・ドル売りの介入に踏み切っていて、市場では介入への警戒感が高まっています。
29日にアメリカで発表された1月から3月の実質GDPの確定値が上方修正となったのにくわえ、失業保険の新規申請件数が市場の予想を下回り、アメリカの雇用の堅調さが確認されたことで、中央銀行にあたるFRBが利上げを継続するとの見方が広がりました。
一方、日本でけさ発表された東京23区の消費者物価指数が市場の予想を下回ったことから、日銀が大規模な金融緩和を続けるとの見方が一段と強まり、市場では日米での金利差が際立ち、円売り・ドル買いの動きが強まりました。
鈴木財務大臣はさきほど、「最近では急速で一方的な動きもみられる。行き過ぎた動きには適切に対応する」と発言し、市場をけん制しています。
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